国立精神・神経センター神経研究所診断研究部研究員、琉球大学医学部医学科保健医学講座助教授、アメリカ合衆国ハーバード大学公衆衛生大学院客員研究員及びドイツ連邦共和国アーヘン大学医学部客員教授などを経て2010年より現職。沖縄県産緑黄色野菜を主体とした伝統的食事パターンの特徴に着目して、その効果を無作為割付試験によって確かめる介入研究「チャンプルースタディ」の代表研究者。現在は「チャンプルースタディ」の食レシピを活用し、ソーシャルマーケティング的手法を用いたポピュレーションアプローチによる食行動変容のための研究に取り組んでいる。
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/chample/
衣食住にかかわることがらを通して次世代を担う女性の育成に努めている。代表著書でもある「沖縄野菜の本」
では島野菜の有用性とその活用法を説いて島野菜ブームの先鞭をつけ、県内外に島野菜をはじめ沖縄の個性的な
食素材を活用した沖縄料理の紹介に力を尽くしている。近年は、「チャンプルースタディ」の研究成果に基づい
た取り組みに賛同し、レシピ開発において中心的な役割を担いつつ、後進の育成にも取り組んでいる。また、「チャンプルースタディ」の研究成果を取り入れた弁当のプロデュースや飲食施設への助言・指導、料理講習会の
レシピ監修なども行っている。穏やかな語り口と熱心な実践指導で、幅広い人気を誇っている。 チャンプルースタディレシピ~沖縄野菜料理~(調理およびレシピ作成) チャンプルースタディレシピ~学校給食~(指導・監修)
http://www.nishioo.jp/